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2005年8月7日 第12回奥武蔵ウルトラマラソン その4
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ここが折り返し点の丸山エイド。よおく目を凝らしてみてください。
ピンクの子供用プールの横でビキニのお姉さんが居るでしょう???
実は、お姉さんと3ショットの写真を撮ったりもしたのですが、やはり無断で
載せるのはいかがなものかと思い・・・期待させてゴメンナサイ〜
45キロ〜50キロ 38:45 7:05:05
折り返し点を過ぎれば、あと30キロ。下りがほとんどだけに、ピッチもあがります。
でもそれは、50キロまででした。まず、足の親指が痛み出しました。これは下り坂で
足が前面に押し出され、足の爪が食い込んだことによる痛み。そして膝の裏に、
タイツが食い込んで、かぶれたような状態になってしまいました。もうあちこち痛い
です。(苦笑)タイツを伸ばしたり、位置をずらしたりしてみますが、良くなりません。
50キロ〜55キロ 40:38 7:45:44
56.5キロの高山エイド。ここにワセリンが置いてあった〜助かった。
軒下で失礼してタイツをヌギヌギして膝の裏にワセリンをぬりたくりました。
これで少しは楽になりました。
55キロ〜60キロ 44:23 8:30:07
嗚呼!8時間も移動し続けたことなど、未だかつて一度もありません。
でも一歩一歩確実に歩を進める自分が居ます。暑いし、足は痛くなっているし、疲れて
いるし、でもなぜか、もう止めてしまいたい!とは感じません。もう少ししたら、エイドで
食べ物や冷たい飲み物が飲める、励ましの言葉を貰える、そう思うとなぜか前へと、
歩を進めたくなってくるんですよね。逆にもうあと20キロか、15キロかと名残惜しい気まで
してきます。
60キロ〜65キロ 42:48 9:12:55
残り10キロとなり、歩いて行っても時間内完走はできる感じを掴んでいました。ふくらはぎは
すでにパンパン、しかし幸い、大腿四頭筋のパフォーマンスは余力を残している感が。
これは自転車の遠乗りで培った筋肉が僕にパワーを与えてくれたなと、しみじみ感じました。
ただ、いつ足がつって動けなくなるかわからないし、下り坂の足の疲労はピークに
達しつつありました。というわけで、何か、気合いを入れる液体が欲しいところ。(すごい飛躍だが)
あれ?手に持っているのは何〜???67.4キロのユガテのエイドでついに禁断の
ビールに手が伸びてしまいました。
ぐいっと飲み干すと、おお、力が湧いてきた〜行くぞ〜と思って走り出したのも
つかの間、めちゃくちゃな最後の上り坂が待っていたのでした。
上り坂をやっとのことで歩き、あとは下り坂のみ。しかし後続からどんどん
抜かれていきます。でも足はまだ何とかもっていますので、
辛いながらも粘りの走りを続けました。
65キロ〜70キロ 45:41 9:58:37
おお、下界にたどり着きました。やっと坂道から開放され、
足取りも軽やかに。でも1キロ8分ペースがやっとか。あの坂道に較べたら、
この平坦な道、あと10キロくらいは走れそうな気もしたり。
もうこの時は、どうやってフィニッシュしようかなと、頭の中はそればっかり。
やったあ!感動のゴール!10時間38分でした。(とらぼん氏提供)
ゴール後は大会委員長の館山さんと握手、仲間からも出迎えていただきました。
こんなところはやっぱりウルトラならではですね。
70キロ〜75キロ 39:58 10:38:35
総括
正直、奥武蔵に向けての練習、それは少ないものでした。
月間走行距離にしたら100キロ行くか行かないかでしたし。
ただ、そんな中でも自転車で長距離を走ることにより、
太もものパワーは付いたことが何よりでした。
実際、その部分はそれほど筋肉痛にはならなかったし、後半の
下りも何とか膝が持ちこたえることができました。
暑さに関しては、水分の補給を切らさなかったこともあったり、
エイドでは頭から水をかけてくださったり、また木陰もあることから、
逆に暑さを楽しむ余裕?みたいなものも。
それから、はじめから時間内完走が目的だったので、スタート
からキツイ上り坂は歩く、下りも飛ばさない、と決めて走りました。
ただ、これってマラソン?ウオーキングみたいだなあと思ったりも。
でもそのお陰?で、奥武蔵の大自然、雄大な景色を充分楽しむことが
でき、良かったです。
来年は、もう少し走れるようになれるといいなあ。
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